元国民党軍の村メーサロンへ

元国民党軍の村メーサロンへ

チェンライ メーファールアン空港に到着

スワンナプームラウンジ

2022年8月8日

早朝バンコクのホテルを出発してスワンナプーム空港へ到着、チェックイン後プライオリティパスを使ってラウンジで朝食を急いで食べる。国内線でもラウンジが使えるのは非常に助かる!

タイ航空に乗るのは久々なのでフルサービスをゆっくり楽しめたら良いなぁ、などと思ったけれど、離陸後少しして朝食セットの入った紙袋が配られ、あれよあれよという内にチェンライ空港へ到着。(ラウンジで満腹になったことをやや後悔)

チェンライ行きタイ航空
機内食

チェンライ空港へ来るのは4年ぶり?かな。20年ほど前に初めて到着した時は空港には何もなく、外もだだっ広い広場があっただけだったので、毎度毎度このギャップに感激してしまう。
事前にタクシーを手配(手配方法については▶︎チェンライのタクシーをチャーターする方法をご覧ください)しており、LINEで運転手さんと車の写真が送られてきていたので迷わずに運転手さんと合流できた。

チェンライ空港
チェンライ空港


本当はチェンライ空港からドイチャンへ行って山頂にあるおしゃれカフェ巡りをしたかったのだけれど、タクシー手配会社のお姉さんとやりとりしている間にホテルと反対方向に位置し遠すぎることが分かり断念。
今回はメーチャンにあるホテルへ行くルート沿いでもあるので、メーサロン(正式にはサンティキーリー村)に行くことにした。

空港からメーサロンへ

TOYOTAのSUV車に乗り、快適に山道を走っていく。先日のノックエアー事故による空港閉鎖やガソリン価格高騰の話などを運転手さんとして、徐々に和やかな雰囲気になっていく車内。私は助手席、夫と娘は後部座席に座っていたのだが、運転手さんに「後ろに乗っているのは旦那と子供か?」と聞かれ、もしかして私はガイドかと思われていたのかも(笑)。

メーサロン

メーファールアン大学を過ぎた辺りから雨が降り始め、山道に入っていくと更に雨が強くなり運転手さんも苦笑い。。。だけど運転は安全第一でスピードは出さず、凸凹道やぬかるみを丁寧に避けて走ってくれる。TOYOTA車は燃費もいいし最高だよ!と運転手さん談。

国民党第93師団博物館へ

メーサロンを訪れると決めてからタイ語の論文や文献を読み解き、ずっと来たかった国民党93師団博物館。
土砂降り!!
誰もいない!!!!
運転手さんの話では、ここは台湾系の施設だけれど今は観光で来るのは中国本土からの中国人だとのこと。傘をお借りして博物館に入っていく。

メーサロン

手前に記念碑と段将軍の像が立っており、これがあの!段将軍!!💓💓と、一人で大興奮。土砂降りで誰もいなくて寒いけど、ずっと来たかった場所にやっと来られたことに感激。

メーサロン


博物館の中には国共内戦で敗れてミャンマーに入り、更にそこからタイに移動してきた歴史が展示されている。
▶︎詳細はメーサロンと雲南省から来た旧国民党軍の歴史

メーサロン

また、タイに定住してから現在に至るまでの発展の歴史展示もあり、時間があればもっとゆっくり読んでみたかった。

相変わらずの大雨、更にコロナの影響で中国からの観光客が全く来ない状況だったので、いくつかある博物館前のお茶屋さんはひっそりと1軒だけ開いていた。

メーサロンお茶屋
メーサロンお茶屋
お店のお姉さん(50代には見えない!)が笑顔で迎え入れてくれ、温かいお茶とお茶うけのドライフルーツを出してくれた。

お店にはスター俳優かと見まごうほどのイケメン写真が飾られていたので気になっていると、お姉さんの甥だという!自慢の甥っ子なんだって!そしてお姉さんは独身なんだって!
タイ語でたくさんおしゃべりして美味しいお茶を頂いたら、身も心もほかほかに♪
せっかくなので、試飲させてくれたウーロン茶(200B)とジャスミン茶(300B)をお買い上げ。バックパッカーもどきをしていた頃はお土産を買う余裕がなかったので、今はその頃のお返しだと思ってなるべく買うようにしている。
帰り際、お姉さんが運転手さんへウーロン茶1袋を手渡していたのを見たけど、これでみんなが潤うなら来た甲斐があったというものだ!大人になったな、私。
博物館を出て少し車で下ると、段将軍のお墓の入口が見えた。あまりに悪天候なので入らなかったけれど、ハイシーズンに来られるなら是非立ち寄りたい場所だ。

メーサロン

雲南麺餃館で雲南雲呑麺を食す

メーサロンにはイスラム系料理や少数民族系などさまざまなルーツを持つ人々が共存しているので、食事も楽しみの一つ。

事前に調べた雲南麺のお店でランチ!!(先ほどのお茶屋のお姉さんも、このお店は手打ち麺で美味しいよ、と言っていた)
メニューはワンタン麺と焼き餃子のみで、ワンタン麺は汁ありと汁なし、ワンタンなし(ただのクイッティオ)が選べる。
従業員の方々は中国語かな?を喋っていて、オーナーさん?と思われる女性がタイ語(と英語)でオーダーを取ってくれる。

雲南麺
麺は所謂中華麺よりは白っぽい色で柔らかめ、カノムチンとうどんの間のような感じ?

とても美味しかったので、娘はお代わりしていた。さすが育ち盛り。
因みにお値段は40〜50B位だったかな。運転手さんの分もお支払いさせていただきました。

村の入り口の木の人形

運転手さん曰く、少数民族の木の人形だそう。。。説明してくれたけどイマイチよく分からずじまいでゴメンなさい。

メーサロン木の人形

チュイフォンカフェ本店

この辺りで有名なティープランテーションの一つ、チュイフォン。4年前にも来たことがあったけれど、今回は娘の自由研究”タイと日本のお茶”の取材も兼ねて立ち寄ることにした。

チュイフォン
チュイフォン
相変わらずの雨も少し小降りになり、カフェに入って小休憩。若いタイ人グループもたくさん来ており、思った以上に賑わっていた。

ホテル到着前のガソリンスタンド

今回の車チャーターはガソリン代実費だったので、チュイフォンを出た辺りのガソリンスタンドに立ち寄った。スタンドに入ると小学生か中学生くらいの男の子がきびきびと給油してくれて、挨拶もハキハキ、娘と同じくらいの年頃とは思えない振る舞いに胸がちょっと痛んだりもした。
思わず”ナーラック❤︎”と声をかけたら、はにかみながら大きな声で”コップンクラップ!”とお返事してくれた。おばちゃん、こういうのに弱いのよ・・・。

という訳で、まるでお父さんのような安心感のある運転手さんに無事ホテルまで送り届けていただき、大満足のメーサロン観光ができた。
運転手さんには100Bのチップを差し上げました。(参考 チェンライでの1食30B〜40B)

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