タイ子連れ旅行でクラブラウンジ付きルームをお勧めする理由

母子だけの子連れ旅行では基本的に安サービスアパート＆食堂派ですが、夫と合流する数日～1週間程度はホテルに滞在しています。

予算との兼ね合いもありますが、軽食やドリンク、プライベートチェックイン/チェックアウトなどのサービスが受けられるラウンジが利用できるプランを皆さんにもお勧めしたいと思います。

なんといってもホテルの割安感がまだあるタイでなら、一部屋一泊数万円程度でこのサービスが受けられるのです。

ホテルのクラブルーム、ラウンジサービスとは

高級クラスといわれるホテルにおいてフロアの一部が専用の休憩・飲食スペースや相談デスクになっていて、そのサービスを（クラブ）ラウンジサービスなどと呼びます。利用するにはそのホテルの中で一定以上のお部屋に宿泊する必要があります（一般的には）。ロビーの一部分がラウンジスペースになっていたり、専用のフロアが設定されていたりしており、ゆっくりと過ごすことができます。

予約する場合は説明書きに「クラブルーム（フロア）」「ラウンジサービス」「ラウンジアクセス」などの記載があるお部屋をお選びください。

専用チェックイン/チェックアウトカウンター

専用カウンターがあるので、混雑する時間帯でも比較的スムーズに待たされる事なく手続きができます。手続き中も子供と一緒にゆったりと椅子に座りドリンクなどを頂きながらできるので、子供を放置することなく安心していられます。

いつでもドリンク飲み放題

外から汗だくで戻ってすぐに冷たいドリンクを頂けるのは非常に助かります。スナック類も置いてありますので、子供もジュースを飲みながらおやつを食べたりして満喫しています。

ドリンクはコーヒー紅茶、ジュース、アルコールと一通り揃っています。

お食事やティータイム、バータイム付き

他のお部屋の方と一緒の朝食会場（レストラン）の他に、ラウンジでも頂ける事が多いです。レストランの朝食会場がブッフェなのに対し、ラウンジではオーダー式であったりメニューに少し違いがあります。
午後にはティータイムとして軽食を含めたケーキ類が並び、夕食時にはバータイムになってやはり軽食やおつまみ等が並びます。

家族数人で、朝食・遅めの昼食やおやつ・夕食・ドリンクをラウンジで賄うと考えると、ラウンジ料金相当額は実質元を取れると考えて良いでしょう。まだ小学生の娘を含めた3人家族の我が家でさえそうなので、4人家族以上であれば外で食事を摂ったりカフェでお茶したりするよりはラウンジ利用の方が滞在中の食費がかからないのではないかと思います。

専用コンシェルジュ、バトラーのサービスが受けられる

とにかく困ったこと、知りたいことがあればラウンジ担当の方に相談ができます。絆創膏や爪切りが欲しいとか虫に刺されたとか、どんな些細なことでも大丈夫です。

我が家は娘が高熱を出した時、特別にお粥を部屋に運んで頂いたり、お医者様を部屋まで呼んで頂いたりと非常に助かりました。お見舞いのぬいぐるみやお手紙を頂いたこともあります。
もちろん観光の相談やアレンジもしてくれます。

ランドリーサービスがある場合も

ホテル滞在中、1日に1枚～数枚のお洗濯をしてくれるホテルもあります。

とにかく快適

慣れない土地で子供を連れているとなんとなく落ち着きませんが、ラウンジの担当の方が顔も名前も覚えてくれますので、立ち寄る度に様子を伺ってくれたりと非常にホッとします。

トータルで考えれば高くはない

確かにホテルの中でお値段の高いお部屋に泊まらなければラウンジサービスは受けられませんが、食費の面だけで考えても割安感すらあります。

中級ホテルの上位ルームや高級ホテルの通常ルームをご検討の場合、一度食費などを併せたトータルコストを考えてみては如何でしょうか。

今までで一番良かったクラブラウンジのあるホテル

正直に言います。

バンコクのサイアムパラゴン直結、超好立地のサイアムケンピンスキーホテルが今までの旅行史上、一番素晴らしいラウンジでした。規模、内容、サービス、全て一流。ホテル全体が一流。なんかSP連れて来てる人とかいっぱいいました（笑）。

と言ってもそこはタイ。日本なら一部屋10万円以上はするだろうところを数万円で宿泊できます。
また泊まれる日が来るといいなぁ・・・（遠い目）。

エグゼクティブルーム以上のお部屋でクラブラウンジが使えるはずですが、念のため公式サイトなどでもご確認ください。

サイアムケンピンスキーをちょっと覗いてみる