タイ子連れ(赤ちゃん連れ)旅行の気になる事

タイ子連れ(赤ちゃん連れ)旅行の気になる事

海外旅行へ小さな子供を連れて行くことには賛否両論あろうかと思いますが、それは抜きにして子連れタイ旅行について知っておくと便利そうな事を中心にまとめてみました。
管理人の2012年の子(1歳11ヶ月)連れ旅行の体験に基づきますので、ご参考程度に。

持ち物: 「タイ旅行の持ち物」をご覧ください。

飛行機、空港にて

利用便(飛行機)

直行便、できればLCCではない航空会社が無難でしょう。
利用時間帯はお子さんの年齢によると思いますが、未就園児であれば昼便、それより大きな(夜泣きしない)お子さんであれば夜便が良いかな、と個人的には思います。
周りが寝静まった夜便で乳幼児が夜泣きすることを考えると、周りへの影響や親自身の負担もお昼より大きいのではないかと思います。昼便であればお昼寝の時間を調整して寝かせる時間を増やしたり、お気に入りのおもちゃや初めて与えるおもちゃ、スマホや各種プレイヤーでお気に入りの動画・番組をみせたり、たまに機内をお散歩・・・・などしていればなんとか6~7時間を乗り切れるのではないかと思います。

夜泣きを卒業していれば夜便でぐっすり寝かせて到着も可能かもしれませんね

飛行機の座席

2歳未満の座席のない子連れの場合でも、チェックインの際に席に余裕があれば足元に余裕のあるスクリーン前の辺り、隣の席を空けて手配してくれるでしょう。混雑時期はそういった手配は難しいです。
航空会社によりお子さんの大きさの制限はありますが、乳児であればバシネットという簡易ベッドを取り付けてくれることもあります。(スクリーン下の座席のみ)

ベビーカーを預けるタイミング

空港でのチェックインの際、希望すれば搭乗ゲートまでベビーカーを利用させてもらえます。日本国内であればサービスが行き届いているので、搭乗ゲートまで行けばスタッフの方がササッと預かってくれます(多分)。

タイでは要注意

タイの空港でも同じようにゲートまで利用はできますが、利用空港・利用航空会社によってはササッと預かってくれず、ゲートからバスで移動→タラップ(階段)を上って直接スタッフへ預ける・・・というケースに遭遇する場合があります。同行者がいれば荷物と畳んだベビーカーを持ってもらえるので大丈夫ですが、私の場合は母子のみの旅行だっだので、荷物を持ち、抱っこ紐には子供・手にベビーカー、で、大混雑の移動バスに乗り込むのは地獄でした。(その際管理人は、親切な欧米人のおじ様がベビーカーを背負ってタラップを上ってくれて助かりました)
出国手続きを終えたエリアで利用できる荷物カートが用意されてはいるので、ベビーカーはチェックイン時に預けてカートを利用するろいう方法もあります。

搭乗案内

おそらく、ファーストクラス・ビジネスクラスの方と同じタイミングで小さい子供連れの方も早めに機内に案内してもらえます。なので、オムツ替えなどは事前に済ませて搭乗ゲートへは早めに行くことをお勧めします。
また、最終的な座席調整の為に搭乗口へ呼び出されることもあるので、アナウンスは気をつけて聞いておきましょう。

機内食

航空会社のサービスによりますが、ミルク作りサービスや離乳食・幼児食(要:事前リクエスト)の提供などがあります。事前にホームページなどで調べておきましょう。

機内でのオムツ替え

オムツ替えシート付きお手洗いがあることもあります。オムツを用意してあるところもあります。

耳抜きについて

小さい子供は上手に耳抜きできないので、離着陸時には飲み物や飴を与えたりすると良い、と聞きます。私の子供ですが、合計6回の飛行機搭乗中、一度だけ着陸時に大泣きしました。いつもは何もせずにいても痛がったりしないのですが、その一度だけ、泣き叫んで何かを与えるとかそんな余裕はありませんでした。(ご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。)
痛がる子も痛がらない子も、その日の体調などにもよるかもしれないので事前の用意だけはしておいた方がいいですね。

タイの出入国審査

タイは基本的には子連れにとても優しい国です。到着後の入国審査は子連れの方などを対象とした優先レーン(おそらく右端)に誘導されるでしょう。帰国時の出国審査も、出発フロアにある優先ゲートに通してもらえ、ものすごく早く手続きができました。不明な際はスタッフの方に確認してみてください。

タイの空港から市内への移動手段/市内の一般的な交通手段

小さな子連れとなると一般タクシーはちょっと危ない気もしますので、※超個人的に。もちろん気にせず利用する方も大勢います金銭的な余裕があればリムジンタクシーやホテル送迎などを利用される方がより安全でしょう。

タイにはチャイルドシートの概念がほぼないので、まだ一人で座れない乳幼児の場合は抱っこ紐の上から子供が圧迫されないようにシートベルトを掛ける等で対応するのが現実的です

もちろん運転はスピードより安全第一をお願いしましょう。
荷物も少なくて子供連れでも電車が利用できれば、電車(エアポートリンクやBTS、地下鉄)を利用しても良いと思います。市バスなどは小さな子供連れには厳しいと思います。

タイの街中にて

公共の乗物について

最近のBTSや地下鉄は通勤ラッシュが激しいので、日本の通勤時間帯を参考に空いている時刻を選びましょう。

乗物に子連れで乗っていると、どんなに混んでいてもタイの方が我先にと席を譲ってくれる事が多いです

席を譲ってくださった場合は丁寧にお礼を伝えて有難く座らせていただければ良いと思います。
あと、タイの老若男女、子供にちょっかいを出してきます(良い意味で)ので、母子供に最初は少し驚くことも多いです。

ホテル

タイの方基本的には子供が好きなようで、子連れというだけでかなり親切にしてもらます。暇そうなスタッフの方が遊んでくれたりお菓子をくれたり、困ることより快適(?)な事の方が多い気がします。

食事の衛生管理

乳幼児連れの場合は、屋台での食事は避けましょう。私はエアコンのないような大衆食堂では火の通った料理を食べさせるようにしました。
お水についてですが、就学前のお子さんやお腹の弱い方はペットボトルを注文、もしくは購入・持参して飲むのが良いでしょう。
カトラリーやテーブルを殺菌ウェットティッシュで拭く方も多いですが、日本人以外からは奇異の目で見られます。
最近はフードコートのカトラリー置き場などに殺菌用の熱湯コーナーが設けてあり、多くのタイの方がカトラリーをしゃぶしゃぶしてから使っています。

レストラン

やっぱりタイの方は子供が大好きなようで、大人(親)がゆっくり食事できるくらいに子供の相手をしてくれたりします。

子供がどこかへ連れ去られる(犯罪の意味ではなく)勢いなので、それが苦手な場合は「子供が恥ずかしがりや(キィアーイ)なので」と事前に断りを入れておくのをお勧めです

子供用の椅子(ハイチェアー)はショッピングモールに入っているレストラン、もしくは観光客の入りそうな一軒家レストランであれば用意されているでしょう。ハイチェアーのあるようなレストランであれば子供用の小さいカトラリーも出してもらえるのではないかと思います。

フードコート

ショッピングモールに入っているフードコートであれば、日本のようにフロアのどこかにハイチェアーがまとめて置いてあるでしょう。新しいショッピングモールほど完備されています。

スーパーでは日本食材・雑貨が揃います

観光客が行きそうなスーパーには日本食材がかなり置いてあります。バンコク市内の百貨店系スーパーでは日本の乾物やらふりかけやらインスタント食品やらおにぎりやら、カレーやら、日本米やら、子供のお菓子類やら、オムツ類やら・・・が手に入るでしょう。

ベビーカーでの街歩き

ベビーカーでスイスイ移動できるのは幻・・・

持ち物のページでも触れましたが、タイ(バンコク)の道路はメンテナンスが悪く、凸凹や穴、盛り上がり、段差、車やバイクの乗り上げ駐車、屋台が出て塞がっている、水溜り・・・・と、ベビーカーがスイスイと進める状況ではありません。ホテルと近くのショッピングスポットまでの間の道など良く通りそうな道路は、一度ベビーカー無しで通ってみるのも良いかもしれません。
古いショッピングセンターなどはスロープやエレベーターが無かったりするので要注意です。
また、BTSの駅には階段からしか行けなかったり(身障者用のエレベーターは呼び出しが必要)、駅から直通になっている建物の出入り口も階段だったりするので安心できません。
地方の街であれば幹線道路は舗装されていますが歩道はあまり整備されていませんし、小道は未舗装だったりするので、ベビーカーで街をお散歩などは難しいと思います。

ショッピングセンター

子供が座れる大型カートや、パスポートを預けてのベビーカー貸し出しがあります。大きなショッピングカートに直接子供を乗せている人も多いです。

コインゲームのコーナーや時間料金制で子供を預けて遊せるプレイスポットがほぼどこのショッピングセンターにもあります。

街中のオムツ替えスポット

スクンビットにあるような新しくて綺麗なショッピングモールには多目的トイレの中にオムツ替えシートが完備されていました。高級百貨店のベビーフロアには授乳室も見かけました。その他の場所は未確認です。。。

子供服

庶民派スーパーには自社ブランドのカワイイ格安子供服が沢山売っています。しかもどこかで見たようなデザインです(笑)。
その他、お土産品とかごちゃごちゃ売っている所に高級感のあるカワイイ子供服が売っている事もあります。○ンボリーやローラ○シュレイといったタグが・・・?という感じですが。言い値は1着380Bほどでしたが、2着で500Bになりました。

 

その他、思いついたら追記していきます。他にお気づきの点を教えてくださるのも大歓迎です。また、「これについては?」という質問もお待ちしています。

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