いやー、感動した!
生・沢木耕太郎氏、素敵過ぎ。
午前11時に高馬場駅でWarisaaちゃんと待ち合わせして、早稲田大学の早稲田キャンパスへ。途中で違うキャンパスに間違えていってしまったものの、無事に到着したらあまりの大学際の盛り上がりにびっくり。
すごいね、さすが早稲田大学。
国立大学の貧乏っぷりとは似ても似つかぬ華やかさ。。。
学祭に有名人ばっかり呼べるなんて凄い。沢木氏以外にも、ブラザートムがステージに立っていたり、鈴木おさむ氏の講演や、今や国会議員の丸山弁護士の講演、どこぞのモデルさんが来るだとか、凄いね。
キャンパス内も尋常じゃない人ごみ。まっすぐ歩けない。。。どころか、息も絶え絶え(汗)。
なんとか14号館まで辿りつき、空腹を我慢して沢木氏見たさに長蛇の列の最後尾にならんだ。
後から来るMさんの分も席を取って、なんとか講堂の真ん中寄りに座ることができた。
Mさんも合流して、いよいよ沢木さんの講演スタート!!
私、2001年に世田谷文学館で行われた「沢木耕太郎の旅展」のチラシを大切に家に飾っているんだけど、それを額から出して、太いペンも持って来ちゃったんだ・・・・そう、あわよくば、お得意の出待ちしちゃおうかな、なんて思ったりして。
ソワソワしながら講演を聴くものの、あの、なんというか、沢木氏は話術にはあまり長けてない・・・・のねぇ。。。
あああ、すみませんすみません、偉そうに言ってすみません・・・いや違うんです、沢木さんは男前でバックパッカーのカリスマ的存在で、格好良くて、素敵なおじさまで、お喋りも流れるような上手な口調なのかなぁと思ってたんだけど、朴訥とした雰囲気の実際の語り口に、かえって人間味を感じたというか。。
いやー、でもお話の内容は素晴らしかった。感動した。
「旅する力」というテーマなんだけど、仰る言葉が自分の一人旅の事と重なって、涙がでそうになった。
今思い返すと、私も初一人旅は、なんて無謀だったのだろうかと驚いてしまう。けど、その「無知」こそが財産でもあり、「自分を変える可能性がある未知の事に飛び込み、それを受け入れる度量」を持つ事が大切なのだと、今日は改めて教えていただいた。
途中でドラマの深夜特急に出演した大沢たかおさんのことや、一人旅を続ける中田ヒデのお話がでてきて楽しかったりもした。
家に帰って、沢木耕太郎という名前がペンネームという事を初めて知って驚いた。。
今日はWarisaaちゃん、Mさん、ありがとう☆