日タイ比較文化論

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私の”方向音痴”は、まあ、その、私が”雨女”であることと同じくらい、驚きと共に納得されるものなんだけど。

タイ人って、地図が読めないよね・・・

というのもまた、通説である!

その話題でタイ語講座が盛り上がっていると。

G先生「タイの軍隊、いつも道に迷ってるヨー。すごく有名ぃ~。うふふふーっ。」

って言ってG先生が満面の笑みを浮かべていた。
結構、私のツボだった(笑)。

「○×地点で落ち合おう!」とかいう作戦は成立しないんだろうねー。
そんなんで国防は大丈夫なんだろうか。

先生曰く、タイ人は昔から川を中心に暮らし、その交通手段は「川」「舟」だった。まず川の近くに家を建て(もしくはイカダ風の家を係留して)からすべて始まる。なので、”道”を読み解く地図という文化は育っておらず、現在も地図を苦手とするタイ人が多い、とのこと。

日本は昔から東海道などの「道」文化があって地図が根付いているし、現在もまず「道」を作ってから街を作る、というスタイルだと先生は言っていた。それが発展に必要な考え方だ、と。

で。

タイはというと、今でもまず「とりあえず、作っちゃえ」が先行するので、スワンナプーム空港も「とりあえず空港は作ったけど、道とか電車とかはまだ」という状態なんだとー。

なるほど、先生に言われると納得する。

私たちのタイ語講座は、単純にタイ語の習得だけではなく、「タイ-日本の比較文化論」講座の色合いが強いのだ。。

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