子連れバンコク11日目 帰国

子連れバンコク11日目 帰国

いつもより少し早起きして、寝ているベビーを尻目にスーツケースへ荷物をどんどんしまっていく。タイ人女子友に頼まれて運んできた化粧品類やみんなへのお土産の分だけスーツケースは空いているはずなのだが、買い込んだ諸々が膨れ上がって?やっぱりぎゅうぎゅう。
まあ、最終的には上から全体重をかけて閉めるという荒業でなんとかなるのだが。

ベビーも起きたのでいつもの朝食へ。今日が最後かー、あー、あー。


最終日にして初めてなんちゃって日本食コーナーからとびこのお寿司をチョイス・・・。

部屋に戻って最後の部屋の確認をし、スーツケースを引っ張って部屋を出る。
因みに今回は空港でVATリファウンドの手続きをするのもあり、一応ジムトンプソンの荷物とマイワリサの靴はスーツケースへ入れずに手で持って行くことにした。。。というか、やっぱり入らないが(笑)。

部屋を出るとちょうどあの、いつも優しい笑顔で癒してくれたお掃除のおばちゃんが立っていて、あーーーー、おばちゃぁーーーーん!!!って泣きそうになった。
おばちゃんに、もう帰るんだ。。。って言うとあの柔らかい素敵な満面の笑みで「またね、気をつけてね」と送り出してくれた。
このホテルは値段相応ではあったけど、おばちゃんの笑顔はプライスレス!!また会えるなら本当に泊まりに来てもいいかも。(思い出してもちょっと泣けてきた)

さて、チェックアウト。レセプションでレストラン利用分を支払い、あっさり、超絶あっさり手続き終了。
GrabTaxiのアプリで手配料25バーツ割引プロモを適用して、空港を指定していざ配車。
ピコーーーーン!!と運転手が決まり、その直後に例のタイ語の電話が・・・あああ。毎回これがドキドキしてしまう。
ホテルの名前を伝えたら、また何か聞かれたのでもうギブアップ!してレセプションのお姉さんに代わってもらった。
なんか色々聞かれて答えていて、あんなの聞かれても答えられないじゃん!!!と思ったね。

電話が終わってすぐ、黄色いタクシーが到着。なんかね、やっぱりちょっと年季の入った車体のタクシーで、イケてるシュッとしたピカピカのタクシーを想像すると肩透かし喰らうわね。GrabTaxiっていう新しいサービスに順応する運転手さんはきっと若めでシュッとしてるだろうなー、なんて淡い期待は打ち砕かれたわね。(まさかの、むしろその道理の逆なんてことは??)

けど運転手のコワモテのおじさんは普通に淡々と、重い私のスーツケースを引き取って運んでくれて、運転もなんの問題もなく空港まで向かう。
オンヌットの場所柄か、すいすいと下道で空港まで到着して料金も270バーツ弱だったかな。なので300バーツ渡して残りはお渡ししました。たまたま今回は25バーツの手配料は無料だったしね。

GrabTaxiの感想。
子連れにはかなり便利なサービス。単身で荷物も少なく、道で拾って乗ったものの、嫌なタクシーだったらすぐ降りられるような人には無用かも。
GrabTaxiというステッカーのあるタクシーを選んで拾えばサービスは同じだしね。
あとは、一度乗ってすごく良くしてもらった運転手さんがいれば、GrabTaxiから再手配できるみたいで、それはアリかもね。

ということで、無事に早めに空港へ到着してまずはVATリファウンドの書類&現物確認カウンターを探す。事前に空港の案内を見ていたのでそこへ向かうと、なんと場所が変わっているという。しかもえげつない程端っこの方に・・・。

バンコクスワンナプーム空港でVATリファウンド手続きする方、まず空港まで送って貰う時に10番出入り口(市内から車で来た時に一番遠い出入り口)で降ろしてもらいましょう!!
これ、手前のゲートで下車してしまうと本当にかなり歩かされます。

10番ゲート付近といっても実際はゲートの更に奥、壁際に大きくVATの看板が出ていてその下にリファウンドの書類と現物チェックのブースが設けられている。で、そのブースがまたややこしくて、1番カウンターがカード式のVAT SMART CARD(といったかな)持参の方対応で、その他のカウンターは従来の黄色いVATリファウンドの用紙のみを持っている方の受付用になっている。私はそれに気づかずに、空いていると思って奥のカウンターへ行ったらカード式の申告については1番に並び直してくれ、と言われてしまった。(紙とカードと両方持っていた)
1番カウンターにしか読み取りのPCが置いてないんだと。
(ピーク時はもっとカウンターは多いかもしれませんが、カード対応かどうかを確認してから並びましょう・・・)

まあ、時間はかかったけど無事に手続きを終えて早めにチェックイン。


結局、VATのカウンターで現物は確認されなかったものの、私の前に並んでいた中国人がiPadを購入していたらしく、それは現物確認が必要だと言われていた(あいにく誰かが持って行っていてその場に無かった様子)。
高価な商品は出国後の実際のリファウンドの際にも確認される場合がある、とも書いてあったね。

チェックイン後は初めてベビー連れで優先レーン以外に並んで出国審査を受けた。問題なく進み、巨大な百貨店状態の空港内をひたすら歩き、VAT リファウンを目指す。

・・・・・・遠いよ!!!
ベビーが疲れた疲れた言うよ!!!

ようやく辿り着き、330Bゲット!
この330Bの為にトータルどれだけの時間と労力をかけたか・・・天秤にかけて釣り合わないと思う方はそもそも申請しなくても良いかもね。(もちろん金額によるだろうけど)

さて、VAT手続きも終えたので、ベビー待望のラウンジを目指す。もう、空港に到着してからずーーーーっとラウンジはどこか、ラウンジはまだかと言っていたので、ようやく~という感じで。
プライオリティーバスで入れるラウンジは5箇所?位あり、一番広くて素敵な、シャワーなんかも浴びられる所がコンコースGで、いつもそことは反対の搭乗口なので立ち寄れない。今回も搭乗口近くのコンコースCにあるこじんまりしたラウンジに入る。


軽食と言ってもサンドイッチ類だけでなくパッタイやスープもあり、アルコールからスナック、インスタント食品、アイス、デザート、ソフトドリンクなど勢揃い。

スワンナプーム空港がこんなに広大でなければコンコースGまで行くのだけど、本当、子連れでそれは無理な距離。
残念。

さて出発時刻が近づいたので搭乗口に向かう。ちゃっかり優先搭乗のつもりで前方の席を陣取る。

もうすぐタイとお別れだよー。

バンコクに入って友人達に会うまでの20日間ほど、全くといっていいほど日本人に会わなかったので、搭乗口にいる大勢の日本人にベビー感激!?で「日本人いっぱいだねー」と言いまくっていた。

搭乗予定時刻を少し過ぎた頃にゲートが開き、お子様連れなので早めに入らせてもらった。
飛行機が好きなベビー、早速席に収まってる。

飛行機は順調に離陸し上空へと昇っていく。
飛行機が雲を抜けた頃、ベビーがしきりに、

「ねえ、神様はどこにいるの?どの辺?神様見える?」

と神様連呼するので対応に困ったよ・・・無邪気すぎるぜ・・・。

機内で出されたキッズミール、珍しく食べた!

「このハンバーグ美味しね~!いつものサイ◯リヤみたいで美味しいねー!」

と大きな声で言うので対応に困ったよ・・・。

私の機内食はこんな感じ。


デザートが見た目通り、エグかったよ・・・。

食後のベビーはディズニーアニメを見たりしていたけど日本語が無いので飽き気味で、その上私が飛行機酔い?で酔い止め飲んでも頭痛が治まらずでベビーの相手ができず、お互い我慢の数時間だった。。

飛行機は定刻通りに羽田に到着し、ベビーに事前にシミュレーションさせていた(!)お父さんとの感動の対面場面を再現すべく、足早に空港内を進む。

「もうお父さんに会いたくて会いたくて、我慢できないー!」

って言ってたよ、本当にもう、お父さん泣かせ。

荷物も無事受け取り、さあ、お父さんの待つ到着口へ!!

「おとぉーーーさぁーーーん!」

絵に描いたような、ジャンプからの抱きつき抱擁で。ああ、微笑ましい。

機内食はランチだけだったので、お腹ぺこぺこ~。羽田の出発ロビーにあるレストランは夏休みの出国ラッシュが始まっているのか大混雑だったので、到着ロビーのこじんまりしたカフェでお夜食。


やっぱ、帰国後のメニューはこうなるよね。

そして無事に車で帰宅。ベビーはしきりに懐かしいお家~!と喜んでいた。
そしてR君の家で貸してもらったウクレレ、我が家にも納戸に使っていない物があるから出してあげるねー、と言ったのをずっと楽しみにしていたらしく、ベビーがちょっとで良いから遊びたいと言う。
で、ゴソゴソ取り出して、はい、ウクレレ~、と渡そうと思ったら、何と、ブリッジ部分が外れて壊れてた!!
ベビーギャン泣き!!!
ああああああ。

そんなこんなで、 無事我が家で家族3人就寝しましたー。

そうそう、iPhone。
SIMフリーのiPhoneにタイのSIMを入れたまま日本で一晩過ごしたんだけど、羽田はフリーWiFiだったし、自宅のWiFiにもすぐ繋げたし、まったく使用上不便が無かった。翌朝、日本のSIM入れるの忘れそうになった位。
電話として通話する事は殆ど無い私のようなタイプの人は、SIMフリーiPhoneさえあればホント、どこへ行っても便利かも。

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