官僚たちの夏

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佐藤浩市が主演しているドラマ「官僚たちの夏」を見た。いやー、熱いね。通産省の設立には白洲次郎が深く関わっているので、白洲次郎の本を通じても何となく時代背景などは知っていたけれど。

日本中に高速道路が張り巡らされ、そこを国産自動車が走るなんていうのは夢か幻か。。。という時代のお話。ましてや自動車王国アメリカに日本車を輸出するなんて考えは「頭オカシイ」と思われていた頃のお話。
ここの部分一つを切り取ってみても、先人達の努力が実って今日に至るんだなぁと、感激してしまった。
(※時代や経済の状況は変わり、今は闇雲に高速道路を作れば良いということではないけど)

日本初の時速100キロ超を達成した国産自動車を見て、アメリカ人が「こんなのオモチャ。所詮日本人は安い綿製品を輸出しているのがお似合い。」という趣旨の発言をするシーンがあったんだけど、思わずテレビの前で頭に血が上っちゃったわ(笑)。

ドラマの中でも、所謂官僚仕事の枠でしか動かない人との軋轢などが描かれていくようだ。先日読んだ佐々さんの本等で散々「官僚は腐ってる」的な内容が書かれていたので、そのあたりも面白い。
一言で官僚といっても色々な人がいるのは当たり前だけど、こういう熱い人たちが中心となればいいのにねぇ、と、視聴者としては単純に思ってしまう。
(この主人公のモデルとなった人物についても様々な評価があるけど)

最近は日本のこの「戦後復興」の時期を取り上げたドラマなどが多いよね。
物質的には恵まれて経済大国にまでなったのに、なんだか殺伐とした世の中になっている昨今。
ROOKIESもそうだけど、こういう泥臭い、人間臭い、暑苦しいまでの熱い思いを持って生きることに、密かな憧れというか、本当は誰でも持っているけれど心の隅に追いやられていた夢見る気持ちとか、そういう原点回帰を求めているのではないかな?と思えてくる。

例えばこういうドラマや本をきっかけに、若い人が何かの岐路をいい方向に進んでいければいいよね。10年後20年後に素晴らしい活躍をされた人が「実は私の人生のターニングポイントで、この本に出会ったのです」とか言ってくれたら嬉しい気がする。

一視聴者の勝手な妄想、失礼しました(笑)。

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