登山と旅

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またまた沢木さんの著書の話になってしまうけど、昨日「凍」を読み終えた。これもなかなか面白かった。やっぱりノンフィクションは迫力があるね。

山登りに対する山野井氏の思いが、旅好きの旅に対する思いに似ていると思った。それは旅を愛する沢木さんが描いたからなのかもしれないけど。
ある意味で、山登りも旅であるとも言えるけどね。

一つの山に何かのきっかけで興味を持つようになり、資料を集め、その山のことばかりを考えるようになる。
最初は小さな雪崩さえも新鮮で感激を覚えたのに、毎日を山に捧げる生活をしていると山登りそのものが生活になり、刺激が失われていく。
山で遭難やそれに近い困難な経験をしても、帰って来てはまた次の山登りのことを考え始める。
日々の生活費を節約し、ある季節は一気に働いて貯蓄し、それを狙った山の登山費用に充てる。
一見大胆な挑戦と見えても、実は慎重で用心深くあればこそ、生還することができる。
前回はここまで、今回はそのちょっと上、次回は頂上まで、と、自分の成長を確かめながらアタックする。

私の旅行なんてそれほどハードなものでもマニアックなものでもないので、山野井さんやその他の登山家の方々と比べるなんておこがましいのだけれど、全体的な感覚は似ているのではないかな~と思った。

それにしても、山野井夫妻はすごい。両手両足の指を切断する重い凍傷にかかりながらも、また山と共に生きる道を選んでいる。最近ではまたハードなクライマーへとすっかり復帰しているらしい。残された少ない指でどうやって岩肌を登っているのか、ものすごく不思議。
凡人ではちょっと理解不能な世界ではある。

かくいう私は、キューバに行くかタイへ行くか、とても悩んでいる。。。。
そろそろまた、行ったことのない国へ行ってみたくなったのも事実。
あああ、どうしよう~~~。

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